らいむす企画は、神戸の編集オフィスです。料理レシピ本など実用書の企画・制作全般と、旅行・店などの取材執筆をしています。ギャラリースペース rai.box(ライ・ボックス)では、展覧会とスペースレンタル、本の販売を行っています。


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ギャラリースペース rai.box

編集オフィス らいむす企画内のギャラリースペースとして運営していましたが、2012年5月末閉廊しました。このページで展覧会等の過去の記録をご覧いただけます。
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6月の展覧会のお知らせ
橋本奏子 個展
「close clothes, open」

2010年6月4日(金)〜8日(火)
11:00-18:00(金・土曜は19:00まで)

所在地・交通→gallery space rai.box
作家は全日在廊予定

close clothes, open
                        (C)Kanako Hashimoto

artist's statement
些細なこと 日常的に見ることの中にも
強く感じられることを表現したく 制作をはじめました


窓から見える景色や、時間とともに変化し入ってくる光や温度の量を
自由に調節できるカーテンを衣服のキャンパスと捉え、
窓の先のものを映しとります。


profile
橋本奏子 はしもとかなこ
1986年神戸生まれ。神戸と名古屋に育つ。神戸芸術工科大学デザイン工学部ファッションデザイン学科卒業後、同大学院に進学。現在総合デザイン専攻修士課程に在籍し、衣服を制作している。
2009年グループ展「休息の家 休息の夢」


ギャラリーより
橋本奏子の初個展。現在、神戸芸術工科大学大学院で学ぶ彼女は、衣服の可能性を追求するだけでなく、衣服を通し外の世界へアプローチしているようです。衣服への愛情は、日常の暮らしへの愛着、私たちが生きる世界の賛美へと広がっていきます。キーアイテムはカーテン。衣服=布=カーテンで区切られる内外の世界に着目し、過去にもカーテンと衣服の融合を試みています。
本展では、「日常の中にある些細なことに美しさや人の優しさを感じると、気持ちが潤い満たされます」という彼女のみずみずしい視点によって切り取られた世界が、カーテンという名の衣服のキャンバスに現れます。カーテンを閉じた時に開かれる橋本奏子の世界は、カーテンすなわち衣服が世界をつなぐアイテムとなる可能性、世界を身にまとうことへの試みといえるでしょう。
2010年の展覧会 | 07:09 | comments(0) | trackbacks(0)
雲をつかむような話…?
福田十糸子 張り子WORKS「街呼吸」開催中
*作家在廊日 22日・23日

福田十糸子 街呼吸
2010年の展覧会 | 08:55 | comments(0) | trackbacks(0)
誰かのような…それとも
福田十糸子 張り子WORKS「街呼吸」開催中
*作家在廊日 22日・23日

福田十糸子 街呼吸
2010年の展覧会 | 08:55 | comments(0) | trackbacks(0)
神戸の風が吹いています
福田十糸子 張り子WORKS「街呼吸」開催中
*19・20日休廊
*作家在廊日 22日・23日

福田十糸子 街呼吸
2010年の展覧会 | 08:54 | comments(0) | trackbacks(0)
今日も集います
福田十糸子 張り子WORKS「街呼吸」開催中
*19・20日休廊
*作家在廊日 22日・23日

福田十糸子 街呼吸
2010年の展覧会 | 10:14 | comments(0) | trackbacks(0)
作家インタビュー 福田十糸子さん
Japanese/English

gallery space rai.boxでは、2010年 5月14日(金)〜 25日(火)、
福田十糸子 張り子WORKS『街呼吸』を開催します。

展覧会の詳細はこちら→福田十糸子 張り子WORKS『街呼吸』

福田十糸子の立体造形
(C)Toshiko Fukuda

福田十糸子さんは京都市芸大で日本画を学んだ後、立体造形に転向。ひとの形をした張り子を制作しています。作品の大きさは等身大から指先サイズまでさまざま。和紙に少しの胡粉をほどこした肌色に泥絵の具の彩色という和の材料でありながら、どれも不思議にモダンな空気をかもし出しています。

平面から立体へ
日本画をやめて立体造形に向かった理由を福田さんは、「絵は、平面と向かい合っている距離感が自分に合わなかった」といいます。

…絵は見るときも正面にあって、描くときも正面からというのがしんどくなったんです。絵を描いていると、頭で考えることが多い。手からふっと素直に出にくい。存在を平面にするというワンクッションで距離感もできます。立体だと空間にあって、作るときも見るときも関係が自由な気がするのです。もともと、手でさわってものを作ることが好きなんですね。こどもの遊びの延長のような、触覚で物を作る楽しさがいいのかもしれません。今のほうが自分らしい。

立体を作ったことがなかったので、最初の頃は、立体なんだけどぺちゃんこのものを作っていました。全面から見ることができなくて、視点が一点だったんです。作っているうちにだんだん物の見え方が変わってきて、こういうふうに作りたいというのでもなく、自然とここにきました、という感じ。作り方にしても、和紙にこだわったわけでも、何かにこだわったわけでもなく。

作り方は、最初に油粘土で原形を作って、その上に和紙を貼っていきます。乾いたら中(粘土)を抜いてもう一度貼り合わせ、色を塗り、仕上げにロウを塗ります。
絵の具は日本画の泥絵の具です。なぜ泥絵の具なのか。最初に自分が作品として作りはじめたのが日本画なので、そのときの色の感覚が、自分に入っているからだと思います。
色はにがてでもあり、好きでもあり。色を塗るときが一番悩みますが、原形をしっかり作っておけば自ずから仕上がるんです。原形がうまくいっていないと、どんな色にしてもだめですね。
和紙には、本当にいろんな性質をもつ紙があります。紙によって伸びが違うし、乾いたときの張りも違うんです。私は、最初にしっかりした紙を張って、最後はやわらかい紙で形が崩れないようにしています。方法的な試行錯誤をして、今の形になりましたが、これでベストというわけではありません。


「ひと」の形をした「もの」
福田さんが作るのは人間に限られています。人間の「形」が好き、人間の形にすると表現が自由になる、と。

…絵を描いているときも最後のほうは、ほとんど人間を描いていました。自分が人間なので距離感なく形に入っていける。あとは作品にするために、客観性とのバランスをとるだけです。それと作品を見る人も当然人間なので共通認識がありますね。たとえば、イヌやネコだと見るほうも客観的に見てしまいます。好き嫌いもあるだろうし。人間なら共通認識でいけるんです。俳句に、季語という共通認識が入っているようなものです。人間を選んだのは、そういう、自分の側からのことと見る人の側からのこと、両方が理由ですね。
ひとの形を使うと、表現が自由になる。頭があって胴体があり、手足があれば人間に見えてしまう。そういう共通認識というのが、抽象化しやすいし、具象化もしやすい。自由な感じがするんですね。
でもまず、純粋に「形」が好き。楽しい。

作品の中には顔があるものとないものとがあります。どちらかというと顔がない作品のほうが多いです。
顔って、人間の中で特別でしょう。たとえば、しゃべるときは顔を見ますよね。作品に顔をつけると、見る人は顔しか見ない。顔に集中して、顔でいい悪いやら好き嫌いやらを全部見てしまう。別に顔だけが表現したいところじゃないのに。だから全身があるものは、顔がないほうがバランスのとれた表現になると思うんですね。たしかに、顔がある作品もあって、その場合は顔(頭部)だけで体はありません。顔を見るんだから、それはそれでいいかな、と。(顔は)ディテールだな、という気がします。見る人の気持ちのひっかかり方も、そういうディテールでひっかかる。そこに表情を見ようとする、感情を見ようとするんですね。だから顔を作るときは感情を外すようにします。感情は一過性のものなので。それに、感情ではなくて感覚、身体的な感覚に重点をおいています。たとえば「泳ぐひと」という作品があります。私は、泳ぐという体の感覚が好きなんです。重力から開放されて、つーっとのびるような感覚があるでしょう。立つというのは、人間を作るときにとても大変なんです、2本足で立たせようとすると、物理的に制約があって。その制約が大事なんだろうけれど。泳ぐのは、制約が取り払われるので自由なんですね。しかも不自然でなく。だから自由に表現できます。
私は、ちぢこまっているものは好きじゃない。外側にのびるような、作品として外側に広がっていくようなものが、作りたいんです。

表現としてシンプルでありたい。大事なことってそんなにないから、余計なことはつけたくないんですね。だから(細部の表現は)省けるところはできるだけ省きたい。ただ、どこまでおさえるかというのが、逆に人間て難しいですね。へたすると、自分が人間なだけに生々しくなる。かといって省き過ぎてしまうとそっけない人間になるし。そのバランスを探して作っていくんだと思います。


勝手に見る、が正解
福田さんのホームページに「百いろのひと」というコーナーがあり、「人の心にふれるのは、かならずしもつくりこまれた表現ではない」という一文があります。作品と見る人の関係を、作家はどうとらえるのでしょうか。福田さんの場合は?

…こどもの頃に見た『百まいのきもの』という絵本があります。いつも同じ服をきているために苛められる移民の少女が、百枚のきものを描いた百枚の絵を残して転校していく、というお話です。一度読んだきりで話の内容はきれいに忘れてしまったのだけど、百枚の服の挿し絵は鮮明に覚えていました。きれいな絵があったな〜、きれいな色だったな〜と、ずっと。ところが大人になってその絵本を見たら、色もあんまりないような、あっさりした絵が並んでいただけ。すごい絵だったから記憶に残っていたわけではなくて、気持ちにひっかかったことが自分の中の記憶になったんですね。
作品が素晴らしいから感動を与えるわけではないのではないか、見る側の見方ではないか。そのもの自体が世界をもっている、誰が見てもすごいものは、必ずしも見る人と関係を築けるものではない。そんなことを考えたのが、ホームページのあの文章です。

私と作品との関係と、見る人と作品との関係は違う。「あの作品はこうだったよね」と一人が言うと別の人が、「え、こうだったんじゃない?」と全然違うことを言う、そんな作品を作りたい。そんなに楽しんでくれたら、うれしいです。見た人の感想を聞くのはおもしろいですよ。自分の作品を見た感想でその人を知ることができる。そういうものですよね。見る人は、結局は、見たいものを見るんです、見たいものしか見ないですよ。
作品の見方に正解はないでしょう。逆に不正解もないから、見て勝手なことを言ってくれたらいい。見たいものを見る、それが正解。

展覧会は楽しいです。目標を決めてマラソンでずーっと走っていく、みたいな。詰めていく感じが好き。
rai.boxは作品を中央に置きにくい形の空間なので、壁を中心に展示します。「街呼吸」というテーマは、街に暮らして、季節や風を感じている人々の風景というイメージです。
会場が違うと、作品の見え方がまったく違う。作品自身が自分のもっているなにかで、その空間との関係を作ってくれるんじゃないかと思います。


作ることは日常そのもの、という福田さん。考え考え選ぶ言葉からは、作ることが心底好き、と伝わってきます。インタビューをお願いした夜は展覧会のちょうど1か月前。作り手には必死の時期ですが、張り子のひと達はのんびりと福田さんの元に集合中…そんな光景が目に浮かびます。福田さんと作品は「微笑ましい間柄」なのではないでしょうか。
2010年の展覧会 | 01:02 | comments(0) | trackbacks(0)
Interview with artists Toshiko Fukuda
Translation by Kyoko KISHIDA

gallery space rai.box exhibition 2010.5.14 → 25
Deep Breathing in the City
Toshiko FUKUDA Paper Dolls Work

Information of the exhibition→Deep Breathing in the City

福田十糸子の立体造形
(C)Toshiko Fukuda

Toshiko Fukuda switched to the figurative arts after having studied Japanese-style painting in Kyoto Collage of Music and Fine Art. Her works vary in size from as small as finger-size to life-size. She uses traditional material such as Gohun, special pigment used for Japanese-style painting; mud coloring, and Japanese paper. However, her works give us modern feeling.
↓please click (continuation)
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2010年の展覧会 | 00:43 | comments(0) | trackbacks(0)
5月の展覧会のご案内
福田十糸子 張り子WORKS
「街 呼 吸」

2010年5月14日(金)〜25日(火)
※19日(水)・20日(木)休廊
11:00-18:00(金・土曜は19:00まで)

所在地・交通→gallery space rai.box
作家在廊予定日 土・日曜(15・16・22・23日)

福田十糸子 街呼吸

街呼吸

例えば

さびしいとか

なつかしいとか

明日になったら

嘘になりそうなことは

今は言わない


和紙を素材にして、ひとのかたちを張り子につくっています。
神戸の小さなギャラリーに三々五々、張り子のひとたちが集います。
「同じひとはふたりいない 同じ今は二度とない」
を張り子のひとに託します。


profile
福田十糸子 ふくだとしこ
造形作家。
1960年大阪生まれ。
京都市立芸術大学美術学部 日本画専攻卒業後、四谷シモン人形学校で人形を学ぶ。
その後和紙を素材に立体を制作。
1992年初個展。以後関西を中心にほぼ毎年個展を開催。グループ展多数参加。
他に舞台美術・パフォーマンスユニットのための造形を手がける。
http://www.fukudatoshiko.com


作家インタビューはこちら → JapaneseEnglish
2010年の展覧会 | 23:32 | comments(0) | trackbacks(0)
rai.box exhibition may 2010
Deep Breathing in the City
Toshiko FUKUDA Paper Dolls Work

2010.5.14 →25 ※close 19, 20
11:00-18:00(-19:00 on fri and sat)

address and accsess→gallery space rai.box
Toshiko FUKUDA will be in the gallery on 15, 16, 22, 23

福田十糸子 街呼吸

Deep Breathing in the City

For the moment,
Let’s not mention
Things which may change tomorrow
Such as
“I feel lonely”,
“I miss you”,
And so on…

I make paper dolls with Japanese paper.
These “Paper people” gather by twos and threes
at a small gallery in Kobe.
“There is no same person. There is no same moment.”
My dolls convey this message to you.
------Toshiko FUKUDA


profile
Toshiko FUKUDA, Figurative artist
Born in 1960. After graduating from Kyoto Collage of Music and Fine Art, she
learned making dolls in Yotsuya Simon Doll School. She began to make figures
with japanese paper. She held the first individual exhibition in 1992. She
holds her indivisdual exhibition once a year mainly in Kansai. She also
exhibit her works in a number of Galleries. She also works for theatre art ,
art performance units and so on.
http://www.fukudatoshiko.com


Interview with artists → JapaneseEnglish
2010年の展覧会 | 22:27 | comments(0) | trackbacks(0)
『浜から伝える 魚調理事典』出版記念写真展開催
ひょうごの魚展
2010年 4月26日(月) 〜 5月2日(日)  会期中無休
会場 gallery space rai.box 11:00〜18:00

4月26日発売(予定)の『浜から伝える 魚調理事典』は、著者の山嵜清張さんが年間を通じて撮り続ける明石浦の風景と魚の写真、本書のために神戸の写真家 泊浩久さんが撮りおろした写真が満載です。本展では、本からセレクトした写真と掲載できなかった写真、計25点を展示し、明石浦から発信するひょうごの魚と海の魅力をお伝えします。もちろん、本もご覧いただけます。

<山嵜清張(やまさききよはり)プロフィール>
兵庫県漁業協同組合連合会組織統括本部広報部魚食推進室室長。1964年兵庫県明石市の漁師の家庭に生まれ、浜で魚を見ながら育った。魚食推進室室長として魚料理教室開催、食育のための子どもや消費者を対象とした体験教室開催、新聞などを通じて魚と海の情報発信などを行う。趣味は写真とバイクレース。明石・タコ検定の問題作成を担当するコンテンツ策定委員。著書に『目で見る明石のさかな』『一番うまい魚の食べ方 明石浜の味』(いずれも神戸新聞総合出版センター)。

<泊 浩久(とまりひろひさ)プロフィール>
写真家。1961年生まれ。1983年大阪芸術大学映像計画学科卒業。1983年フォトアトリエワーキング・ビィー入社。1991年独立し、studio NEWSを設立。
主な仕事に、「暮らしの風」(朝日新聞社)、白井操「長寿のごはん」(講談社)、2003〜2010年度JR西日本「神戸休暇へ」、2003〜4年度JR西日本「ART KOBE」、神戸観光写真素材集(神戸国際観光コンベンション協会)、NHK出版「今日の料理」、小学館「サライ」、読売新聞・YOMIURI ONLINE「白井操のEnjoy Cooking」、神戸たん熊北店栗栖正明「モダン懐石」(旭屋出版)など。食と旅を中心に活動している。


魚調理事典
(C)Kiyohari Yamasaki

魚調理事典
(C)Hirohisa Tomari

魚調理事典
(C)Hirohisa Tomari

魚調理事典 魚調理事典
(C)Hirohisa Tomari     (C)Hirohisa Tomari
2010年の展覧会 | 20:07 | comments(0) | trackbacks(0)
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