らいむす企画は、神戸の編集オフィスです。料理レシピ本など実用書の企画・制作全般と、旅行・店などの取材執筆をしています。ギャラリースペース rai.box(ライ・ボックス)では、展覧会とスペースレンタル、本の販売を行っています。


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ギャラリースペース rai.box

編集オフィス らいむす企画内のギャラリースペースとして運営していましたが、2012年5月末閉廊しました。このページで展覧会等の過去の記録をご覧いただけます。
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松島英樹展 〜色光変化絵画 いろいろなイロの色〜
2011年9月2日(金)〜6日(火)
12:00〜19:00(開廊時間が変わりました。ご注意ください)

gallery space rai.box

松島英樹作品 青色
(C)Hideki Matsushima 青色,2010

-作家より-
色光変化絵画とは、私が2000年頃から描いている絵に付けた名称ですが、画材にラメ、ホログラム(見る角度により様々な色が見られる構造色による小片素材)、ラインストーンなどを使用し、鑑賞者の絵を見る角度や絵を照らす光の質、量、方向により画面上の色の主要3要素(色相、明度、彩度)がキラキラと輝き変化する絵画のことです。これは今までの絵画鑑賞が、顔料や染料などを使用した固定された色の表現による絵を正面から静止して見るといった、例えるなら「静」的なものであったのに対し、鑑賞者自身と絵を照らす光により画面上の色を変化させる極めて「動」的な鑑賞の可能性を提案した絵画表現です。
今回は、色単体の美しさを表現したすべて色だけの抽象的な作品を展示します。

It is the picture which I draw from 2000.
The conventional painting was expression of the fixed color by common paint. It was a quit act.
Color light changing painting, however, does not express static color using traditional pigments and dyes. Rather, by utilizing materials that reflect changes in light wavelength by changing the angle of the painting materials, such as holograms, the 3 principal elements of surface color (hue, brightness, colorfulness) change the artwork's appearance through the angle of observation and illumination, turning the act of viewing artwork into a highly variable act that until now was not possible.
I do it about the beauty of the color recently.

-profile-
<略歴>
1968年 兵庫県神戸市に生まれ、幼少より主に具象的な絵を描き続ける。
1995年 阪神淡路大震災にて、自宅が全壊全焼。すべての作品を消失。
1999年 画材に光を反射する材料や着色透明素材などを使い、画面上の色の彩度と明度が変化する絵を描く。
2000年 画材にさらにホログラムなども使用し、画面上の色相も変化させる絵を描く。これにより色の主要な3要素である色相、明度、彩度のすべてを変化させる絵を完成。そしてこの技法で描いた絵に「色光変化絵画」と名前を付ける。
現在、色光変化絵画の改良と同時に、さらなる絵画の新しい可能性を模索中。

これまでに、通常の絵具を用いた絵画で、1993年神戸市立博物館「印象神戸」絵画展・入選をはじめ、第2回武井武雄記念日本童画大賞・大賞受賞、シェル美術賞2007及び2008・入選、第6回はるひ絵画トリエンナーレ・賞候補など、入選、受賞多数。また、色光変化絵画で、小泉八雲に捧げる造形美術展オーブン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン(松江城天守閣、カラコロ工房[旧日本銀行松江支店]地下金庫室・島根)出品、第49回「2011県展」(財)兵庫県芸術文化協会賞受賞。

<個展>
2009年 CASO 海岸通ギャラリー(Y室)(大阪)
2010年 ギャラリー ワークス(大阪)
     Oギャラリーeyes(大阪)
2011年 ギャラリー モダーン(神戸)
     CASO 海岸通ギャラリー(D室)(大阪)
ホームページ http://www.geocities.jp/hidekimatusima

松島英樹作品 紫色 松島英樹作品 赤色 松島英樹作品 白色 松島英樹作品 緑
松島英樹作品 青色 松島英樹作品 青色 松島英樹作品 橙色 松島英樹作品 虹色
すべて(C)Hideki Matsushima

-ギャラリーより-
新しい表現を模索することは、大半の作家にとって必須である。美術史の流れに在る作家たちにとって、伝統的な技法を習得し、使いこなした先に、今までにない表現を見つけることは一つの成果である。
松島さんの「色光変化絵画」は、絵画では通常使わない素材を取り入れた表現と、作品と鑑賞者の関係への投げかけに新しさを感じる。松島さんの作品からは対峙することを求められず、作品の前では自由にふるまうことができる。
使っている素材の性質により、光の当たり具合や見る角度によって見え方が変わるが、それをよしとする、というよりも、その変化自体を表現とするところがおもしろい。絵は「正しい色」を持たず、ギャラリーの照明にとらわない。見る者はメッセージの受け取り手に徹するのではなく、むしろ様々な方向から絵を眺め、積極的に鑑賞することが作品を楽しむ鍵となる。
2011年の展覧会 | 07:45 | comments(0) | trackbacks(0)
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